2020年のオリンピックを控え、関連施設の建設が急がれている。その最たるものが新国立競技場であろう。 紆余曲折、二転三転、迷走を経て今の形に落ち着き、突貫工事で進められている。 個人的には競い合いに思い入れはない。 だが選手の方々が自己を鍛錬し目…

陽が沈み夜の帳につつまれる少し前。空は残照に青く染まっていた。 堤防上の道には思い思いに時を過ごす人々の姿があった。サイクリング、ジョギング、ウォーキング。 走ったり自転車に乗ったりする趣味はないが、こんな空を眺めているとこの道を軽く・・・…

夕陽が橋を照らしていた。 帰社を急ぐ会社員と思しき人や家路に向かう人々が、束の間 夕陽に目を向けている。中にはスマフォで撮影する人もいる。 暮れなずむ夕陽は急いた気持ちを穏やかにしてくれる。橋を渡る散歩なら夕映えの時間がいい。

萩の花が道に枝垂れるようにして咲いていた。 日本に現存する最古の和歌集、万葉集では花を詠んだ歌が多くあり中でも萩の花が一番多い。当時は萩を想う女性に重ねて詠んでいたそうだ。 今では秋の花として萩の名所には多くの人が訪れる。花の美しさそのもの…